ROSEの読書感想文

読んだ本とかWeb小説の感想を書くよー

宝島社文庫

怪異の掃除人・曽根崎慎司の事件ファイル 生ける炎は誰が身を喰らうか (宝島社文庫)

緩みを作りすぎて最早コメディという印象の一冊。 初手でクトゥルフっぽいなと感じたのですが、ほぼクトゥルフのキャンペーンシナリオで、リプレイ小説かな? なんて思いながら読んでいました。 全体的にクトゥルフ神話TRPGのルールブックをぺらぺらしていた…

公開処刑人 森のくまさん (宝島社文庫)

ミステリとしては登場人物が揃った時点で犯人が予測出来てしまう気がしますが、ヒューマンドラマとしては描写が細かいなと思わせる作品でした。 タイトルに「公開処刑人」とついているように「処刑」シーンがあるため、グロ耐性が低い人にはおすすめできない…

噓つきは殺人鬼の始まり SNS採用調査員の事件ファイル (宝島社文庫)

タイトルインパクトがある作品。 タイトルもですがラストもインパクトはありました。 SNSの裏アカ探しをするネット探偵という職業と、就活失敗が裏アカ特定のせいだと乗り込んでくる行動力ありすぎるヒロインの時点で惹き込まれました。 いや、裏アカ作る方…