幻冬舎文庫
タイトルインパクトがあり、期待値が高すぎたかなというような一冊でした。 主人公が心中したはずの相手だけ死んでしまい、自分が心中した相手は死んだ女性ではなかったというところから始まる奇妙な話ではあるのですが……。 主人公がクズ過ぎてこいついっそ…
ミステリと呼ぶよりはキャラクター小説という印象になってしまう程、毒島さんのインパクト強すぎる作品です。 正直物書きにはグサグサぶっさり突き刺さる最早暴言と言ってしまいたくもなるような言葉の凶器が何度飛んできます。 最初に出てきた下読みのコメ…
悩みを抱えた大学生の主人公が閉館間近の博物館で過ごしていると、不思議なことが起こった。 水が満ちて舟で移動するような博物館。想像するだけでロマンの塊ですね。もちろん、実際にそんなことが起きては展示物達にとんでもない損傷を与えそうですが。 タ…