ROSEの読書感想文

読んだ本とかWeb小説の感想を書くよー

2022-12-10から1日間の記事一覧

十角館の殺人 <新装改訂版> (講談社文庫)

数年前から「後味の悪い話」として薦められていたのですが、読む機会がなく、書店の推理小説特集で平積みになっていたのを見つけ、ようやく手に取ったこの作品は古い翻訳小説のような印象でした。 先に断っておくとこの感想を書いている人間は翻訳小説を読む…

生き物の死にざま(草思社文庫)

生物はどうやって死ぬのか。 衝撃的なテーマのこの作品は生物の死について、ドラマチックに、時に詩的に語られた作品です。 正直虫全般が苦手な身としては冒頭のセミからハサミムシと続いていくところに不安を覚えました。 これ、昆虫がテーマの本だっけ? …

それは、自殺五分前からのパワープレー(リンダブックス)

裏カジノを標的にした大胆な計画。 海外ドラマのような勢いとインパクトのある作品です。 集団自殺の為に集まった五人の前に、一人の女性が現れ、人生を逆転させる計画に協力しろと持ちかける。 どうせ死ぬつもりなら、死ぬ前に大胆なことをやってみよう。 …