2023-02-01から1ヶ月間の記事一覧
変態だーっ!! 今作の主人公は間違いなく変態です。 遺体の写真を見て「恋人」などと表現し、興奮するタイプの変態です。 が、プロファイラーなのです。 捜査中にこんなことをしていると遺族にバレれば間違いなく訴えられるであろう主人公は民間人のプロフ…
クズお嬢様に仕える転生者がお嬢様を「王」にするために奮闘する話……であってるのかな? とりあえずお嬢様がダメ人間クズで序章次点で大丈夫かこの主人公……と思ったのですが、もう一つの序章で主人公は従者側の少年だと気づきました。 えげつないことに抵抗…
「死んでみろ」→「死んでやる」からの死に戻りテンプレ作品です。 死に戻りで過去改変して家族を守りたい主人公の逆ハ展開で決着は??? という感じなので続くのかな? と思わせるエンディング含めてうーん……。 まず夫が妻の話を全く聞かずに虐げているとん…
お菓子作りは科学だ! お菓子がテーマの謎解きものです。人が死なないミステリなので血生臭いのが苦手な人も安心ですね。 今作一番の注目ポイントは主人公が吃音だということでしょうか。 漫画だと「ワンダンス」の主人公が吃音持ちだったなというのが思い出…
性癖欲張りセットのような作品。 次巻へ続くような事件が解決してないじゃん終わりだったのですが、やっぱり続刊ありました。ナンバリングしてくれ。 展開的には性格の悪い幼馴染みのせいで貧乏くじを引かされた主人公が奮闘していくわりとよくあるテンプレ…
ハサミ男で惚れ込んだ作者さんの未発表短編集ということで読んでしまうのが勿体ないような気がしながらもあっという間に読み終わってしまった一冊でした。 三つの短編と、ハサミ男受賞後の作者さんの日記で構成された作品ですが、やはり印象的なのは最初の「…
だいぶ前にコミカライズ版を一話だけ読んだことがあったような気がする作品です。 最初に言っておく。 せめてナンバリングしてくれ。 序盤の序盤くらいで終わった印象しかない。 召喚で所謂メイクアップアーティストとして働いていた主人公が貴族(?)にス…
函館が舞台のシリーズ五作目ですね。 元々表紙を書いている絵師さん目当てで購入したシリーズですが、今回も表紙が美しいですね。 新撰組はあまり興味がないのですが、函館は馴染みある地なのでだらだら読み続けているシリーズなのです。 が、この作品ってゴ…
出オチ感満載なのにナンバリングなしで続ける気満々の強気な作品。 と思ったらやっぱり続刊が出ていました。 とりあえず今回読んだ一巻目のみの感想です。 開いてすぐのカラーページでいきなり婚約者(王子)の指を要求する主人公(悪役令嬢)。 ヤクザ令嬢…
ミステリとしては登場人物が揃った時点で犯人が予測出来てしまう気がしますが、ヒューマンドラマとしては描写が細かいなと思わせる作品でした。 タイトルに「公開処刑人」とついているように「処刑」シーンがあるため、グロ耐性が低い人にはおすすめできない…
よくある悪役令嬢物+追放(ではないが)冒険者物を組み合わせたような作品でした。 前半はよくある婚約破棄悪役令嬢コースのような、婚約者が浮気してる? →婚約破棄するならこいやー的な雰囲気の話で、断罪イベント的な物も存在するのですがなにか様子がお…
犯人の名前が最初からわかっているタイプのミステリ。 このタイプというと「殺戮にいたる病」が真っ先に浮かびましたがだいぶ系統が違います。 クラスメイトの「神様」が犯人の名前を告げるところから始まります。それが友達の親の名前だったら? 知っている…
もっと早く出会いたかった本です。 有名作品なのですが、タイトルがなんとなく好きではなく手が伸びていなかった作品で、ミステリ必読書リストに入っていたので興味を持ち手に取りました。 結論を言うと、タイトルで避けていた過去の自分は愚かでした。 映画…
この本いつ使うん? え? えっと……マッチョを褒めるとき??? のような会話をしてしまった一冊です。 半分くらいただのマッチョ写真集じゃないかというほど、マッチョの写真がたくさんなので、マッチョを見て目の保養にしたい人はとりあえず買いでしょう。 …
高校生二人がタイムスリップ(?)して若かりしシャーロック・ホームズ(実在の人物と言うことになっている)に遭遇するお話です。 本当にライトな作りで対象年齢は中学生くらいかな? という印象を持ちましたが、テキスト自体はとても読みやすい文章でした。…
タイトルインパクトのみで手に取った一冊です。 一途って言うか……ストーカー? 一歩間違えなくても犯罪者じゃない? こんなのに流されて主人公(受け)は大丈夫なのかと心配になってしまう作品でした。 そんなに分厚くない文庫なのですが、内容の半分以上は…
歴史IF的な世界観の作品です。 有名な作家さんですが、読むのはこちらの作品が初になります。 道民として結構不快に感じられた表現が多かったのでいつもよりぼろくそな感想を書く可能性が高いです。 大東亜戦争で原爆を三度落とされたIFな日本で、北海道も奪…
げっ、転生したら悪役令嬢だ……。 よし、破滅回避のために攻略対象になろう。 いや、そうはならないでしょ。 と言いたくなるようなコメディの第二弾です。 本格的にヒロイン攻略を企む主人公。最早立派な攻略対象です。 はい。そのままヒロインに攻略されて下…
タイトル一本釣りされた一冊です。 予約購入したはずなのに今更読み終わりました。 ヒクイドリって食べれるの? と思い調べてみたら食べられるようで、しかも牛肉っぽくておいしいそうです。食べてみたいです。 タイトルから連想されたのは喰ったヒクイドリ…
愛が重すぎる主人公の中華風ファンタジー? でしょうか。 この作者さんの作品はかなり前に何作か読んだことがあったのでやや期待値が高かったのですが、今作はちょっと合わなかったかなとい印象です。 今作は異世界ではなく同じ世界の未来に転生し、愛する人…
恐怖について感覚的に考察する一冊です。 ホラー作家の方が主に主観で恐怖を考察するのですが、例に出される作品が既にマニアック過ぎて相当触れてこないと理解できないのではないかと思いました。 興味深いのは蛇に対する恐怖についてです。 地を這うから、…
だいぶ前に購入したセットに入っていた一冊です。 タイトルがインパクトあるなと思ったのですが、主人公達の年齢が少し高めで高校時代から続く友人同士の組み合わせの現代物でした。 主人公と友人は共に社長子息、バイセクシャル(これは本当に? と疑問)な…
真相を【捏造】する探偵。 とんでもない探偵だな。と思うのですが【殺人鬼】探偵なんですよね。 本編の主人公は新米刑事の女性なのですが、物語自体の主人公はこの殺人鬼の方といってもいいでしょう。 この作品は【連続殺人鬼】が【探偵】という珍しい構造を…
巻き込まれ型助手と変人探偵の組み合わせのファンタジー系作品です。 タイトルに「探偵」がついていますが「怪異」「探偵」なので所謂ミステリとは別物で、ファンタジー探偵というところでしょうか。 騙されやすい主人公(人間)と人外探偵という組み合わせ…
タイトルインパクトがあり、期待値が高すぎたかなというような一冊でした。 主人公が心中したはずの相手だけ死んでしまい、自分が心中した相手は死んだ女性ではなかったというところから始まる奇妙な話ではあるのですが……。 主人公がクズ過ぎてこいついっそ…
タイトルインパクトがある作品。 タイトルもですがラストもインパクトはありました。 SNSの裏アカ探しをするネット探偵という職業と、就活失敗が裏アカ特定のせいだと乗り込んでくる行動力ありすぎるヒロインの時点で惹き込まれました。 いや、裏アカ作る方…
転生じゃないチート系なのに能力あんまり使わない系主人公のそこそこまったりしたファンタジー作品です。 シスコン(重度)の主人公が難病の妹を救うため聖龍の眷属になり、人間を捨てて数百年……開拓に来たヒロイン達と出会い、文明に感激するという謎に苦労…