エルフでビキニでマシンガン! (MF文庫J)
ラノベ特有のわけがわからないタイトル。
手に取らずにはいられなかった一冊です。
もう、タイトルでは全く中身が想像出来ません。なんとなくドンパチやりそうな雰囲気を感じ取ったくらいです。
読んでみた感想は……Z級映画感。
一部の人にはカルト的に響きそうな印象です。
まず前提としてミリタリー系に興味がないと厳しい情報が多数。
そして学校に銃火器持ち込んでいる学生がいるんですけど? 持ち物検査とかそれ以前の問題ですよね? 主人公なぜ受け入れている???
これらの謎も「コメディだから」でごり押しできてしまうのがこのジャンルの強みですね。
一章読んで意味がわからない。と思ったのですが、半分読んでもさっぱりわからない。なんなら全部読んでもわけがわからないのに、作者さんの情熱だけは伝わってくる……という感じでZ級映画のような奇妙な愛おしさがあります。
しかし、ミリタリー系全くわからないのにマシンガンだの銃撃戦の描写が多く、ついでにビキニが多い。
本当に銃とビキニ美女が好きなだけの作者さんなのではないだろうか? みたいな、監督の趣味だけで上映に漕ぎつけた低予算映画のような、ここでその描写必要でした? このキャラその行動する必要あります? なんでこうなった??? と頭の中は疑問符でたくさんになるので、やはり一部の愛好家にだけ響くような作品なのではないかと思いました。
この感想を書いた人はエルフもビキニもマシンガンもときめかない人間なのですが、Z級映画が大好物です。
たぶんこの作品を好きと言える一部の狂人枠に含まれるでしょう。
たぶんこの作品を好きと言える一部の狂人枠に含まれるでしょう。